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【高校サッカー】全国選手権組み合わせ決定!!

高校サッカー 2020/11/16
99回目を迎える全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、いよいよ組み合わせが決まりました!

例年は東京の日本テレビで各代表校の監督と選手が集まり盛大に開催される抽選会ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため史上初のリモートでの開催となりました。


きょうは富山県代表・富山第一の大塚一朗監督と孝井捺希キャプテンがKNB本社にてオンライン抽選会に臨みました。

予備抽選の結果、全体の16番目にくじを選んだ富山第一の孝井捺希キャプテンは、大塚一朗監督の頭文字である「お」のくじを選びました。(抽選会中には16番目も"いちろう"に見えてくるね~といった話もありました。笑)

その結果、6年連続の全国選手権の舞台に立つ富山県代表・富山第一高校は、初戦となる2回戦で大分県代表・日本文理大附属との対戦が決定!(試合は来年1月2日に神奈川県の等々力陸上競技場で開催されます)



日本文理大附属は、昨日行われた大分県大会決勝で、3連覇を目指す大分高校に対して延長戦の末4-2で勝利を挙げ、見事初の全国選手権への切符を掴み取りました!
県大会5試合で31得点を挙げた攻撃力、そして決勝では2度リードを奪われながらも追いつき、逆転を果たした粘り強さにも注目でしょうか!

県勢最多31度の全国選手権を経験する常連校・富山第一、一方で初の全国選手権のピッチに立つ新進気鋭の日本文理大附属の一戦。

この組み合わせを見て、大塚監督と孝井キャプテンともに、特に「初出場校ならではの勢い」に警戒感を示し、どの試合も簡単ではないのが全国選手権だとこの大会の厳しさを語っていました。
あす夜6時15分からのKNBニュースエブリィでは、富山第一の対戦校である大分県代表・日本文理大附属についてお伝えする予定です!




県勢最多の部員146人をまとめる富山第一のキャプテン・孝井捺希選手は、全国選手権に向けて「県予選でともに戦ってきた40チームの気持ちも背負って戦い、新型コロナを吹き飛ばすくらいの明るいニュースを富山の人たちに届けられたら!」と熱い思いを伝えてくれました。

余談ではありますが、わたしが初めて高校サッカーの実況を担当した一昨年、1年生ながら全国選手権のメンバーに名を連ねていた孝井選手。当時は周囲が先輩ばかりということもあり、物静かだった印象が残っています。しかし去年夏のインターハイや選手権、そして今大会と取材を重ねて話を聞く度に、自分の思いを言葉にして表現するのがどんどん上手くなっていて毎回驚かされます!
そしてその言葉の中には、いつも誰かのことを思う優しさが溢れていて、言葉の端々に彼の人柄が表れているように思います。
今大会決勝で惜しくも敗れた水橋、準決勝で涙をのんだ龍谷富山や富山工業など、憧れの舞台・全国選手権を目指した同志たちへの言葉にわたしもつい胸が熱くなりました。


小さなころからサッカーを通じて絆を深めてきた富山の仲間たち、そして日々応援してくれている富山の人たちへの思いを胸に、7大会ぶりの全国制覇に向けた富山第一の挑戦がまたきょうから始まります!!
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