番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は８名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第５１７回　北日本放送番組審議会議事概要

１）開催日時
２０１３年６月１１日(火) 　午後２時００分～３時００分

２）開催場所
北日本放送　１０階会議室

３）出席委員（敬称略）
委員長　　前田　一樹（富山大学　芸術文化学部　教授）
委員　　　森田　由樹子（（株）エコロの森　代表取締役）
　　　　　稲田　裕彦（救急薬品工業(株）　代表取締役社長）
　　　　　室伏　昌子（フォルツァ総曲輪　チーフスタッフ）
　　　　　矢野　茂（北陸電力（株）　常務取締役）
　　　　　石﨑　大善（（社）富山青年会議所直前理事長）(（株）アイザック　専務取締役）
北日本放送側出席者
　　　　　　横山社長、瀧脇専務、和田常務、水野常務、佐伯技術局長
　　　　　　土肥報道制作部長（制作担当）、小久米ディレクター
　　　　　　《事務局》　守護編成業務部長、　平木編成業務部員

４）議題

（１）北日本放送制作テレビ番組・合評
　　ＫＮＢふるさとスペシャル
　　「デパートと戦後の富山」
　　５月２６日（日）　１６：００～１６：５５放送

（２）その他
　「視聴者の声」４/２１～５/２０までの視聴者対応状況について

５）審議内容
・北日本放送が自主制作した上記テレビ番組の合評を行った。
・上記期間中に北日本放送に寄せられた問い合わせ、意見、要望、苦情について報告を行った。

６）審議概要

・中心市街地のシンボルの解体にまつわるストーリーを追ううちに、懐かしさ、寂しさが感じられ、共感できるシーンが多かった。

・インタビューがどれも良いコメントを引き出しており、時代背景やデパートとそれを取り巻く人々の思いが、うまく描けていた。

・見終わった後の印象が重く感じられた。戦争の話のパートが長く、違和感があった。もっと未来につながる話にウエイトを置けばよかったのではないか。

・富山大空襲を描いた絵は、それ自体に存在感があり、番組を通して新発見につながったのではないか。その絵の存在価値をこの番組をきっかけにもっと展開できるのではないか。
委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させることにしています

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