番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は８名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第５２６回　北日本放送番組審議会議事概要

１）開催日時
　２０１４年５月１３日(火) 　午後２時～午後３時

２）開催場所
　北日本放送　１０階会議室

３）出席委員（敬称略）
委員長　　前田　一樹（富山大学　芸術文化学部　教授）
副委員長　棚田　淳一（（株）北日本新聞社　取締役編集局長）
委員　　　稲田　裕彦（救急薬品工業（株）代表取締役社長）
　　　　　室伏　昌子（フォルツァ総曲輪　チーフスタッフ）
　　　　　矢野　茂（北陸電力（株）常務取締役）
　　　　　吉本　裕子（医療法人社団　吉本レディースクリニック　院長）
　　　　　品川　祐一郎（富山トヨタ自動車（株）　代表取締役社長）
　　　　　高田　健（（社）富山青年会議所理事長）(阪神化成工業（株）　専務取締役）

北日本放送側出席者
　　　　　　　瀧脇専務、和田常務、水野常務、佐伯技術局長
　　　　　　　土肥報道制作部長　ディレクター中水康之
　　　　　　　《事務局》　守護編成業務部長、大西編成業務部員

４）議題

　（１）北日本放送制作テレビ番組
　　　　「黒部　～水と暮らす未来へ～」
　　　　３月２９日(土) 午後２時～２時５５分放送

　（２）その他
　　　　　「視聴者の声」3/21～4/20までの視聴者対応状況について説明報告

５）審議内容
　・北日本放送が自主制作した上記テレビ番組の合評を行った。
　・上記期間中に北日本放送に寄せられた問い合わせ、意見、要望、苦情について報告を行った。

６）審議概要

・北陸新幹線開通にあたり県外へPRする材料として、観光以外にも自然や環境といった日常の「地域の魅力」そのものが情報発信の素材になることをあらためて感じさせてくれた。全国に向けて放送してほしい内容だった。

・空撮を効果的に使うなど、扇状地をはじめ黒部の地形の特徴を美しい映像で表現していた。一方で「カイニョ」「パッシブタウン」「ヒートポンプ」「清水（しょうず）」などなじみの薄い言葉の説明があると、もっとわかりやすかった。

・エコ、地域文化、パッシブタウン、自然など、ひとつひとつの素材が良いのに、複数のテーマを盛り込みすぎたため番組全体の企画意図が希薄になっている。構成をもっとすっきりさせたほうがよかったのではないか。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させることにしています。

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