番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は９名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第601回　北日本放送番組審議会概要

１）開催日時
　 2021年11月9日（火）午後2時～3時

２）開催場所
　北日本放送　10階会議室

３）出席委員（敬称略）
　委員長　　山本　茂行　（富山市ファミリーパーク　名誉園長）
　副委員長　織田　浩之　（北日本新聞社　執行役員編集局長）
　委員　　　北村　耕作　（キタムラ機械　代表取締役専務）
　　　　　　平田　亙　　（北陸電力　取締役　常務執行役員）
　　　　　　梅澤　礼　　（富山大学　人文学部准教授）
　　　　　　西山　貞義　（富山中央法律事務所　弁護士）
　　　　　　松浦　憲秀　（富山青年会議所　2021年度理事長　内外商事取締役）
　　　　　　水野　カオル（Ponteとやま代表理事）

　北日本放送側出席者
　　　　　　水野専務、佐伯常務、桐谷報道制作局長
　　　　　　守護報道制作部長、長谷ディレクター
　　　　　　《事務局》河原編成局長、中川考査部長、横島考査部員

４）議題

　（１）北日本放送制作テレビ番組合評
　　ＫＮＢふるさとスペシャル
　　「すぎるさんに会いに行く」
　　10月31日（日）午後4時5分～5時放送

　（２）その他
　・「視聴者の声　9/21-10/20」視聴者対応について

５）審議内容

・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。

６）審議概要

　・登場人物が4人とも見事に自己実現を果たしていることに感心した。富山ローカルの制作番組として、オリジナリティがあり素晴らしい。純粋に面白かった。

　・1人につき10分程度で紹介していくテンポの良さ、ずっと表示されている番組タイトル、頻繁に挿入されるテロップなどがYouTubeを見ているようで、若者も興味を持てる作り方だったと思う。

　・桂三度さんの「ババア」発言は残念だった。黒沢さんとの阿吽の呼吸だったのかもしれないが、今の世の中で許されるものではなく、収録VTRだっただけにカットする配慮が欲しかった。

　・4人の登場人物が自ら突き詰めてやっていることに対して、芸人が上から目線で名前を付けるという番組構成はいかがなものか。ふるさとスペシャルとエンタメをマッチングさせる試みとしては面白かったが、方法論に問題があったと思う。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。

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