番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は９名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第602回　北日本放送番組審議会概要

１）開催日時
　 2021年12月14日（火）　午後2時～3時

２）開催場所
　北日本放送　10階会議室

３）出席委員（敬称略）
　委員長　　山本　茂行　（富山市ファミリーパーク　名誉園長）
　副委員長　織田　浩之　（北日本新聞社　執行役員編集局長）
　委員　　　北村　耕作　（キタムラ機械　代表取締役専務）
　　　　　　平田　亙　　（北陸電力　取締役　常務執行役員）
　　　　　　梅澤　礼　　（富山大学　人文学部准教授）
　　　　　　田中　美弥　（野菜ソムリエ上級プロ）
　　　　　　西山　貞義　（富山中央法律事務所　弁護士）
　　　　　　松浦　憲秀　（富山青年会議所　2021年度理事長　内外商事取締役）
　　　　　　水野　カオル（Ponteとやま代表理事）

　北日本放送側出席者
　　　　　　瀧脇社長、水野専務、佐伯常務、桐谷報道制作局長
　　　　　　堀田報道制作部長、坂田記者
　　　　　　《事務局》河原編成局長、中川考査部長、横島考査部員

４）議題

　（１）北日本放送制作テレビ番組合評
　　ＫＮＢふるさとスペシャル「雨宿り」
　　11月28日（日）午後4時35分～5時27分放送

　（２）その他
　・「視聴者の声　10/21-11/20」視聴者対応について

５）審議内容

・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。

６）審議概要

　・どのような事情がある人だろうと、ありのままに受け入れ、何も強制することなく悩みや苦しみに寄り添っている宮田さんの人間力が良く画かれていた。映像、音楽、ナレーションのバランスが取れていてとても良い番組だった。

　・「ひとのま」に集っている人たちの笑顔がとても自然なものだった。また、取材対象者が本音を話していたことから、取材者が信頼されていることが良く伝わってきた。かなり通ったことがうかがえる。

　・「ひとのま」のような場所が必要となる背景には、教育・行政・医療などが機能不全を起こしている現実があるが、それを詳しく解説せずに見ている人の感じ方に任せた番組の作りは良かった。見終わってほっこりすると同時に、いろいろと考えさせられた。

　・「ひとのま」のような場所は県内に他にあるのか？公的支援はどのように行われているのか？また、自分が支援できる方法はあるのか？などの情報があればもっと良かったと思う。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。

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