番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は９名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第603回　北日本放送番組審議会概要

１）開催日時
　 2022年1月25日（火）　午前11時30分～午後0時30分

２）開催場所
　北日本放送　8階大会議室

３）出席委員（敬称略）
　委員長　　山本　茂行　（富山市ファミリーパーク　名誉園長）
　副委員長　織田　浩之　（北日本新聞社　執行役員編集局長）
　委員　　　北村　耕作　（キタムラ機械　代表取締役専務）
　　　　　　平田　亙　　（北陸電力　取締役　常務執行役員）
　　　　　　梅澤　礼　　（富山大学　人文学部准教授）
　　　　　　田中　美弥　（野菜ソムリエ上級プロ）
　　　　　　西山　貞義　（富山中央法律事務所　弁護士）
　　　　　　松浦　憲秀　（富山青年会議所　直前理事長　内外商事取締役）
　　　　　　水野　カオル（Ponteとやま代表理事）

　北日本放送側出席者
　　　　　　瀧脇社長、水野専務、佐伯常務、桐谷報道制作局長
　　　　　　守護報道制作部長、中水ディレクター
　　　　　　《事務局》河原編成局長、中川考査部長、横島考査部員

４）議題

　（１）北日本放送制作テレビ番組合評
　　開局70周年記念ＫＮＢ新春スペシャル
　　「きのどくな　～ありがたい富山のスゴイ人列伝」
　　1月3日（月）午後3時～4時25分放送

　（２）その他
　・「視聴者の声（11/21-12/20）（12/21-1/20）」視聴者対応について

５）審議内容

・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。

６）審議概要

　・ゲストのお二人、立川志の輔さん、柴田理恵さんの富山弁を織り交ぜた軽妙なやり取りは安定感抜群で、福袋のような楽しさがあり、お正月に家族で見るにはぴったりだった。

　・山下アナは、ベテランゲストお二人に臆することなくやり取りを楽しんでいるように見え、番組進行もうまくこなしていたと思う。とても良かった。

　・自分の育ったところでは、「きのどくな」という言葉は“配慮してもらって申し訳ない”というニュアンスで使われており、番組中の使い方には違和感を覚えた。地方によって少しずつ違いがあるのかもしれないと思った。

　・番組自体はとても面白かったが、内容を盛り込み過ぎて総花的エンタメの域を出なかったと感じた。また、単なる人物紹介に終始しないようにSDGsを絡めた意図はわかるが、番組として何を伝えたいのかが判然としなかった。開局70周年の冠番組としては、ちょっと物足りなかったのではないか。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。

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