番組審議会だより

　北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は９名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。

第604回　北日本放送番組審議会概要

１）開催日時
　 2022年3月8日（火）　午後2時～午後3時

２）開催場所
　北日本放送　8階大会議室

３）出席委員（敬称略）
　委員長　　山本　茂行　（富山市ファミリーパーク　名誉園長）
　副委員長　織田　浩之　（北日本新聞社　執行役員編集局長）
　委員　　　北村　耕作　（キタムラ機械　代表取締役専務）
　　　　　　平田　亙　　（北陸電力　取締役　常務執行役員）
　　　　　　梅澤　礼　　（富山大学　人文学部准教授）
　　　　　　田中　美弥　（野菜ソムリエ上級プロ）
　　　　　　西山　貞義　（富山中央法律事務所　弁護士）
　　　　　　水野　カオル（Ponteとやま代表理事）

　北日本放送側出席者
　　　　　　瀧脇社長、水野専務、桐谷報道制作局長
　　　　　　守護報道制作部長、田口ディレクター
　　　　　　《事務局》河原編成局長、中川考査部長、横島考査部員

４）議題

　（１）北日本放送制作テレビ番組合評
　　ＫＮＢふるさとスペシャル
　　「夜ヲカケル　そこにある富山の仕事」
　　1月30日（日）午後4時～4時55分放送

　（２）ＫＮＢラジオ・テレビ　4月番組改編について

　（３）その他
　・「視聴者の声（1/21-2/20）」視聴者対応について

５）審議内容

・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。

６）審議概要

　・斬新なテーマで、着眼点もよく、興味深く見せてもらった。普段目にすることがなく、言ってみれば陽の当たらない仕事に陽を当てる良い番組だった。別の職業での続編を期待する。

　・極力ナレーションを使わずに、現場の音とＢＧＭを活かし、テロップで進行する構成はとっても良かった。また、説明が必要な場合にも取材対象者の声を使っていたのは効果的だったと思う。

　・夜に働く人がいるおかげで昼の仕事も回るということがよく分かったが、取材対象者の職業に対する熱い思いや矜持のようなものをもっと引き出してほしかった。

　・紹介された職業のジャンルが少し偏っていたような気がする。いわゆるエッセンシャルワーカーを取り込んでもよかったのではないか？また、大門素麺が何パート化に分断されていたのは見づらかった。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。

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