9/12(月) きょうの天気
音声しかないラジオだからこそできるCM
ひとり一人に語りかけるラジオだからこそできるCM
ご協賛各社と北日本放送、そしてリスナーが一緒になってつくりあげるラジオCMを全国に発信していきます。
株式会社電通 シニア・プライム・エグゼクティブ・プロフェッショナル
CDC エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー
特別番組で放送された最優秀賞受賞者へのインタビューを聞いてヒントになるのは、CM原稿を書くときに企業のことをとてもよく調べておられたことです。真実は課題の中にあるので、その会社の事業内容や商品のことをホームページ等で調べるときに「面白くなりそうなネタ」を見つけるという作業はとても大事じゃないかなと思います。
聴く人の想像力を利用するのがラジオCMの面白さ。自分が書いたCM原稿が実際に音声=ラジオCMになるとすごく気持ちがいいものです。CM原稿の評価に年齢は関係ないので、まずは書いてみてください。次回も皆さんのご応募をお待ちしています。
コトノオト代表 / コピーライター
今回の3,700作品を書いてくださった方々にまずは御礼申し上げます。このような社会情勢の中で、応募数・クオリティともに維持していることは素晴らしいことです。特に、最優秀賞、優秀賞に選ばれた作品は、「新しい気付き」があるラジオCMだったと思います。協賛社賞に関しても、企業さま自身や聞き手の共感を得るもの、新鮮なものが順当に選ばれたと思っています。 少し残念だったところは、いいなと思う作品でも必須ワードが入っていなかったり、企業名が抜けていたりして、悩みながらも選べなかったところです。特にこれまでこのコンテストで受賞経験のある方にそのような傾向がみられました。今一度、自分自身の一本のラジオCMを見極め、見直して欲しいと思います。
原田 智光さん(山口県)
夫:結婚式のお父様、素敵だったね
妻:実はあれ、私の本当のお父さんじゃないの
夫:えっ、でもまあ君をここまで育ててくれた人なんだから…
妻:便利屋さんなの
夫:ええっ
NA:結婚式の代理出席から草刈りまで何でもお任せください!助ジロー!
特別審査員・澤本氏コメント
「結婚式の代理出席」というひとつの具体例を使ってCM原稿を作っているのが上手で、面白く、感心しました。結果として「便利屋 助ジローは何でもやってくれる、こんなことまでしてくれる」ということが強く伝わるラジオCMになっています。
小林 弘典さん(東京都)
男:オフィスケイが30周年だから
お祝いにパーティーしてあげたのに
主役のオフィスケイはどこにいったんだ?
女:そこで警備してるわ
N:イベントの安全・安心な運営のために働く
オフィスケイ
特別審査員・澤本氏コメント
「自社のお祝いパーティーであっても自分自身で警備をする」という設定によって、オフィスケイが真摯な姿勢で警備をする会社であること、仕事に対して真剣な会社であることが伝わってきます。
澤本 あかりさん(東京都)
SE:電車の音
女1:ねぇみて、山田さんぐっすり寝ちゃってる
女2:ほんとだ、すーごい口開いてる
女1:だいぶ、白目になってるね
女2:わ、ちょっと、よだれが、あぁぁぁ…
NA:無防備ってとっても目立つ
人もお家も自動車も
防犯設備はリペイルで
特別審査員・澤本氏コメント
最初は何のCMかわからないが、「電車の中での無防備はよくない」というところから「防犯意識」につなげていく転換が上手い。日常のワンシーンを切り取ることで、聴く人の共感にもつながっています。