7月3日（日）3年ぶりに開催された「KNB大バザール」。心配された猛暑にもならず（真夏日ではありましたが）イベント終了までは雷雨にもならず無事に終えることができました。来場していただいたみなさん、ラジオやYouTubeを視聴していただいたみなさん、ありがとうございます。私は前回のブログでお伝えしたように目の手術の直後だったため外に出られず、大バザールの特別番組を放送する第3スタジオにいました。


（3スタで放送を担当していたディレクターたちと・・・。）

なので誰とも会えず誰とも話せず寂しい限りでした。やっぱり大バザールはみなさんと直接会っておしゃべりしたりするのが楽しいんだなと改めて実感。来年はマスクを外しておしゃべりできるようになっていることを心から願います。

それではKNBラジオ「でるラジ」木曜の「VISION the TOYAMA」6月後半のゲストのご紹介です。
6月16日は新日本コンサルタント社長の市森友明さん。



主に行政のインフラ整備をサポートする会社の取り組みに加えて、従業員が公共交通を使って通勤するいわゆる「エコ通勤」が企業の業績にプラス効果があるという研究成果を論文にまとめ、京都大学で経営科学博士号を取得したという話も伺いました。「投資なくしてリターンなし。勇気をもって人材もお金も投資して、いろいろなことにチャレンジしていきたい」とVISIONを語る市森社長でした。

23日は富山市総曲輪にある雑貨店「余白社」オーナー、出口進一郎さん。



ジャンルを問わず自分がいいと思ったもの、暮らしを楽しくしてくれるものを国内外から集めて販売しています。最近は仲間の店舗数店でおしゃれなエコバッグのシェアサービスを始めたり（無料で貸し出ししてどこかの店で返却してもらうサービス）地元のシェフとコラボして地元の食材を使った地元民のためのローカル調味料の商品化にも取り組んだりしています。詳しいことはお店のHPに紹介されていますよ。出口さんは「都会からくるものばかりを追わずに自分たちで楽しいことをしていきたい」と話していました。

30日は東京大学大学院でアフリカ研究に取り組む傍らアフリカと日本をつなぐ様々な活動をおこなっている富山市在住の大平和希子さん。



ウガンダ国内の近代政治といわゆる伝統的権威と呼ばれる王国の関係性について研究しています。コロナ禍の中でもウガンダを訪れて現地調査に取り組み、博士号取得に向けて論文執筆に取り組む毎日。来月には2人目のお子さんの出産を控えていますが、出産後まもなく論文の仕上げのためにアメリカのハーバード大学に留学予定。研究活動へのエネルギーはどこからくるのかという私の質問に「先進国で暮らす私たちがいかに地球上の諸課題を自分ごととして捉え、それについて考え、行動していけるかが重要。大学での研究・教育活動を通じてそうした人材育成に携わりたい」と決意あふれる笑顔で答えていました。話を伺う私までエネルギーで満たされる時間でした。

毎回さまざまなジャンルで活躍する人たちがVISIONを語るこのコーナー。KNB公式YouTubeに動画を公開しています。ぜひご覧ください。
今日7月7日のゲストは朝日町笹川地区で小水力発電所を建設し、地域の水道設備を維持する費用を捻出する事業に取り組んでいる深松組専務、深松隆さんです。13時10分過ぎからの放送です。