北日本放送|KNB WEB [テレビ] 1ch/[ラジオ] AM738kHz/FM90.2MHz

  • ゲストさん
めっぴ
ゆっちゅ
エチュー

9/28(水) きょうの天気

アナウンサーブログ

ひとつ年をとりました・・・ & 8月後半のVISION 

2022/09/22
9月も後半に入りすっかり秋らしくなりましたね。9月は私の誕生月ということもあり好きな季節なのですが、今年は猛暑やら台風やら天候不順が続きました。この後は穏やかな秋がくることを願っています。さて9月8日「でるラジ」担当日に誕生日だったので、たくさんのリスナーの皆さんからお祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございます。家族からも花束をもらいました!



これからも元気な声で、楽しくて役に立つ放送を続けていくためには身体作りが大事と体育館通いを始めました。週に1回ペースでまだ2回行っただけですが汗をかくのは気持ちいいですね。体育館では筋トレやランニングをしていますが、マシーンの使い方に不慣れな様子の私に気づいてトレーナーの方がいつも声をかけてくれるので助かります。3日坊主にならないよう頑張ります!

では報告が遅れていましたKNBラジオ「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」8月後半のゲストの紹介です。

◎「次の世代への継承」映画監督 本木克英さん(富山市出身)8月18日放送



「釣りバカ日誌」シリーズや「超高速!参勤交代」「空飛ぶタイヤ」「大コメ騒動」など話題作でメガホンをとってきた富山市出身の本木克英監督。今年6月には日本映画監督協会の理事長に就任されたということで、コロナ禍が映画界に与えた影響や、性暴力などのハラスメントをいかになくすかといった映画界の抱える課題について話を聞きました。本木さんの言葉で印象的だったのは「戦争やコロナ禍など閉塞感を抱える毎日だが、どんな時も弱い立場の人に寄り添いながら観客に希望を感じてもらえる映画を作っていきたい。若い人たちには大人しくいい子になるのではなく、勇気を出して自分の思いを声に出してほしい。そのためには良い環境を作り次の世代にさまざまなことを継承していくことが自分たち世代の大事な役割」ほぼ同世代の私も「次の世代への継承」のため何をしていくべきか改めて考えさせられました。

◎「ガラスと会話する」ガラス造形作家 佐々木俊仁さん(富山市在住)8月25日放送



岩手出身の佐々木俊仁さんは、富山ガラス工房スタッフを経て富山市中老田に自身の工房を構えています。佐々木さんにとってガラスは、水や空気のようにないと苦しくなるような存在。ガラスと会話をしながらこう動きたいと語りかけてくるガラスの声を聞きながら制作しているそうです。



佐々木さんのガラスづくりの原点はおばあちゃんの箪笥のあった裂き織りの布。裂き織りは布の端切れを裂いて織り直して再構築する東北地方に伝わる技法の織物で、さまざまな色が組み合わさったその布を見た時、自分だけの色を持つガラスを作ろうと思ったんだそうです。その思いは佐々木さんが今手掛けている廃ガラスを活用したSDGsガラスにも通じています。捨てられる運命だった廃ガラスを集めて別のガラスに再生すると、着色していないのに廃ガラスのその時々の成分によって淡い青や緑の色が生まれ、世界にひとつだけの色を持つガラス作品が出来上がります。佐々木さんは「ガラスの街とやま」がもっと栄えていくことを願うとともに、100歳になっても作品を作り続け100歳になった時に作ったワイングラスでワインを飲むのが目標と話していました。

「VISION the TOYAMA」の過去の放送はKNB公式YouTubeで視聴することができます。ゲストのカラフルなVISIONをぜひ動画でご覧ください。

今日9月22日のゲストは10月にオープンを控える氷見市芸術文化館の総合プロデューサー、河出洋一さんです。
  • ことばの泉
エチュー