ありがとうの旋律



3月29日(日)午後4時~4時55分
「ありがとうの旋律」
黒部市立高志野中学校では、卒業式にその年の在校生が作詞作曲を手掛けた「卒業生を送る歌」を歌っています。
1969年から半世紀続く伝統です。
この春、学校は統合され、名称が清明中学校に変わります。
高志野の最後の卒業生を送る歌、題名は「君に贈る」。
在校生を代表して作曲を担当するのは7人の女子生徒です。
「3年生に感謝の思いを届けたい」「思い出に残る曲にしたい」試行錯誤しながら旋律を紡ぎ、1曲を作り上げました。
卒業式まであと2週間というとき、思わぬ事態が発生しました。新型コロナウイルス感染拡大を受け、学校の休校が要請されたのです。その時、生徒たちは・・・。
学校で最も大切な行事、卒業式。高志野最後の卒業式。
「送る歌」伝統とは、卒業式とは―――
閉校までの3か月間を見つめました。