見た目と見る目 顔の差別と向きあって



5月31日(日)午後4時30分~5時25分
「見た目と見る目 顔の差別と向きあって」
「君には基本的人権はない、バケモノだからな!」
南砺市に住む河除静香さん(45)が体験をもとに作った一人芝居の一節。
河除さんは、顔面動静脈奇形という先天性の病気で鼻や上唇の皮膚が大きく腫れ上がり
40回以上の手術を受けてきました。
幼い頃のあだ名は「あひるのガーコ」、陰湿ないじめを受けてきました。
番組では河除さんのつらい経験を振り返るとともに、6年前から始めた「一人芝居」の活動を紹介する。
今でも日常生活では手放せないマスクを外し、訴えたいこととは。
わが子を特別視せず育てた母親。
恋愛に躊躇する河除さんの背中を押してくれた友人。
「人は見た目ではない、中身が大事」と話す夫。
周囲には自分の価値を認めてくれる人たちがいました。
困難に直面しながらも「今は幸せ」と話す河除さんの生き方を見つめる。