6月28日（日）午後4時～4時55分
「ミライまでの距離（ディスタンス）」

新型コロナウイルス。
見えない敵に打ち勝つため、わたしたちは距離をとって暮らすことを選びました。
リモート学習に励む子供たち
テイクアウトの手法に切り替えた飲食店
書道教室の先生と生徒
そして初めての出産を控える夫婦を追いました。
取材を進めるうちに浮かび上がってきたものがありました。
学校の友達、飲食店のお客さん、近所の子どもたち、夫婦が授かった新たな命————
会えるはずの人に会えないもどかしさは、ミライまでも不安にさせました。

取材したいのに近づけない。不安を抱えていたのは、わたしたち取材班も同じでした。
しかし、その距離があったからこそ、わかってきたものがあります。
リモート収録やソーシャルディスタンスを保ちながら取材を始めると、変わり始めた富山の人々の姿が見えてきました。

新型コロナウイルスと共存する「新しいミライ」まで、あとどのくらいなのか？
2020年上半期を振り返りながら、その距離を探ります。